【Tokyo Night View Sep, 2014】
六本木ヒルズの展望台から望む東京を、どのレンズでどう切り取り、どんな空気で現像するかと試行錯誤するのはいつも面白い。この写真は雑誌やWEBやTVやジクソーパズルなど多くの媒体で使用され、2020東京オリンピック公式サイトでも使用された、私の夜景作品の中で一番見られている写真。
【東京タワーと夜景】
10代の頃、『ブレードランナー』や『攻殻機動隊』や『AKIRA』などで描かれた未来世界のリアルさは、多感な少年に将来への失望や憂鬱を植え付けるには充分なものだったけれど、現実世界はもう少し美しい見た目に進化したと思う。そうであって欲しい。
【六本木の夜景 2014】
夜の地上がこれほど明るいのは、人類史上初めてのことだと思う。だけど、本当に初めてかな。もしかしたら、過去にも夜景が煌めく文明が勃興していたかもよ。なんて時々考えるのは楽しい。
【横浜夜景 2018】
「日本の風景」を語るとき、自然の究極の地が北海道や屋久島であるとしたら、その対極にある場所はどこか、と考えたとき、横浜ランドマークタワー展望台のこの場所が真っ先に浮かんだ。2009年に初めてこの構図を見つけて現像したときの興奮は今でも覚えている。新しいカメラを入手すると最初に撮影に来るところ。地平線の真ん中に、東京スカイツリーと東京タワーがいるのもお気に入り。
【ヨコハマ 2017】
国内主要都市で横浜だけは「ヨコハマ」とカタカナ表記しても本来のイメージが変わらない。広島や福島をカタカナ表記にするのは嫌いだ
【ヨコハマの夜景 2018】
夜景撮影に三脚とレリーズは必須。さらに屋内で撮る場合には暗幕も必要になる。夜景撮影を繰り返す人は、アイデアを凝らした自作の暗幕を使っていることが多く、この写真を撮っていた時は、横にいたカメラマン氏と互いの暗幕を解説し合うことになって楽しかった。
【銀座夜景 2018】
銀座の街の品格は、夜になると更に風格が増すように感じる。
【銀座の夜景 2018】
中央通りと晴海通りの交差するところ。数寄屋橋交差点よりも銀座の濃度が濃くなる。
【銀座の夜景 2018】
できたばかりの新しい東急プラザはピカピカ。目の前はかつて銀座の象徴的電飾看板のあった不二家。
【TOKYOの夕陽】
銀座の夜景を撮るための準備をしていたら、珍しく数寄屋橋交差点側の西の空が綺麗な紅に染まっていた。スローで何枚か切り、現像してから夕日を撮っている訪日外国人が居たのに気が付いた。彼女は異国の地のこの景色をどう感じていたのだろう。
【築地 2014】
築地市場のひとときの静寂。「日本の台所」と言う名に恥じない多彩な食材を流通させているのは、そう広大でもないこの空間。驚異的。
【聖路加タワーより 2010】
隅田川を周辺から追っていくと、つくづく東京は川沿いから進化した街なのだと思う。
【夜の渋谷 2015】
渋谷の街にはエネルギーがある。それは銀座のようにその土地から揺らめくものではなく、この街に集まる人々の若さから来ている。だから渋谷の街の心地よさは、世代によって大きく違う。
渋谷センター街の雑踏はいつ歩いても落ち着かない。この街は目まぐるしく変化し過ぎ。
それでも多くの人々が行き交う膨大なエネルギーが醸す不思議な魅力がある。
レインボーブリッジから見える東京タワー。昭和以前の東京は水の都だったらしい。
お台場にあるけれどレインボーブリッジはある意味とても東京的だと思う。東京タワーとのコントラストを意識して青みがかった現像にするとより都会的になる。
東京ゲートブリッジは日没後いつもライトアップされていて、湿った夜空の時はその光が天空にボウっと映り込んでかなり壮観。ゲートブリッジのオーロラと秘かに呼んでいる。
【Hong Kong Night View Sep, 2014】
2014年に撮影で香港に行った時期はちょうど学生たちによる雨傘革命が始まったばかりの時期で、高層ビルSKY100から見下ろす街並みにも、市井の人々の熱気を勝手に感じていた。
【Victoria Peak Night View Sep, 2014】
一度は撮りたかったビクトリアピーク。フレームの中に恋焦がれていた夜の景色をついに確認した時の興奮をよく覚えている。この写真は『`20 るるぶ香港・マカオ 』の表紙にも採用され、恋が成就した気分になりました。
【Hong Kong Night View Sep, 2014】
2014年の香港島。薄暮の夕暮れ、輝きだす高層ビル群の光、水面に映り込む光線。夜景写真撮りにはそそられる要素がいっぱい。
【Tokyo Sky Tree Sep, 2015】
東京スカイツリーは東京タワーほどの色気はないけれど、近くで見ると近未来的な美しさがある。先端を長玉で撮るとJJエイブラムスの映画みたい。
【Tokyo Tower Feb, 2011】
この東京タワー、2011年の写真なのにどうしてあの年の「陰」を感じないのだろうと思ったら、撮影したのは2月だった。あの震災のひと月前。なるほど。
【Kyoto Tower Feb, 2011】
京都タワー。京都で一番高い塔なのに131m。地味で奥ゆかしくて京都的。
【The Nagaoka Fireworks Festival 〈The Phoenix〉Aug, 2017】
長岡花火は日本で一番美しい花火大会だと思う。日本一ということはたぶん世界一。他と違うのは客寄せ観光目的の花火ではなく、長岡空襲の翌年から始まった復興祈願の花火、という目的が夜空を見上げる長岡市民の心の隅々まで行き届いているのがあらゆる場面で感じられるから。「フェニックス」毎年涙が出ます。Amazonにて電子書籍写真集『素晴らしき長岡花火』発売中です。是非ご覧ください。
【The Nagaoka Fireworks Festival Aug, 2017】
Amazonにて電子書籍写真集『素晴らしき長岡花火』発売中です。是非ご覧ください。
【The Nagaoka Fireworks Festival Aug, 2017】
長岡花火「この空の花」。Amazonにて電子書籍『素晴らしき長岡花火』発売中です。是非ご覧ください。7年間に渡って撮り続けた見事な長岡花火を存分に収めた写真集です。
【Cherry Blossom at the Rikugien Garden mar, 2010】
六義園の桜
【Kanazawa Higashi-Chaya-gai Night View Feb, 2016】
金沢の東茶屋街。訪日観光客にも大人気のスポットになっていて人が全く途切れない。この絵を撮るのに40分かかりました。
【Autumn leaves at the Rikugien Garden Nov, 2017】
六義園は巨大な一本桜が有名だけど、紅葉の時期も素敵です。手のかかった日本庭園の美しさは季節ごとに表情が変わる。
【Tokyo-Station Night View Jul, 2018】
東京駅夜景
【Tokyo-Station Night View Jul, 2018】
東京駅夜景
【Tokyo-Station Night View Jul, 2018】
東京駅夜景。このデザインで平成の高層ビルと見事に調和してるから不思議だ。
【Nagaoka FireWorks Festival Aug, 2018】
長岡の花火は観光誘致のイベントではなく、復興・慰霊の花火。長岡空襲の慰霊のために昭和22年から打ち上げられている正三尺玉は、直径は650mにおよび、あの東京スカイツリーよりも高く高く長岡市の夜に輝く。畏怖の念を感じるほど美しい。
【Nagaoka FireWorks Festival Aug, 2018】
凄まじいけれど合成写真ではありません。一発撮り。左下の長生橋から計算すると、この画面の左右で1km弱あります。
【Nagaoka FireWorks Festival Aug, 2018】
長岡花火の中盤のクライマックス「フェニックス」。これほどの圧倒的な花火体験が出来るのは、世界を見渡しても長岡花火だけだと思う。
【TOKYO 2019】
ついに「AKIRA」「BLADE RUNNER」の2019年になった。大友克洋やリドリー・スコットが描いた未来よりも、人類はもっと綺麗な世界に生きているように見える。
【TOKYO 2019】
ついに「AKIRA」「BLADE RUNNER」の2019年になった。大友克洋やリドリー・スコットが描いた未来よりも、人類はもっと綺麗な世界に生きているように見える。
【TOKYO 2019】
ついに「AKIRA」「BLADE RUNNER」の2019年になった。大友克洋やリドリー・スコットが描いた未来よりも、人類はもっと綺麗な世界に生きているように見える。
【UNDER THE UNIVERSE M 2019 nov 01】
【UNDER THE UNIVERSE M 2019 nov 02】
【UNDER THE UNIVERSE M 2019 nov 03】
【UNDER THE UNIVERSE 2019 dec 01】
【UNDER THE UNIVERSE 2019 dec 02】
【UNDER THE UNIVERSE 2019 dec 03】
【UNDER THE UNIVERSE 2019 dec 03】2
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【UNDER THE UNIVERSE 2019 dec 03】4
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